導入までの流れ
flow
弊社のSANFINISHは精密小物や薄物など繊細な加工を必要とする被研磨物(以下、ワーク)の研磨・バリ取りを得意としております。
今回はその能力を確認するために下記のワークを用いて研磨テストを行いました。
《テストワーク仕様》
・材質:ステンレス(SUS304)
・寸法:t0.1×15×100mm
・投入数:3枚
遠心バレル研磨機ではワークと研磨材(以下、メディア)をタンクに入れ、強い遠心力を加えて摩擦させることでバリ取りや研磨を行います。
そのため薄いワークの場合、研磨中に曲がったり折れたりする危険性があります。
特に一般的な遠心バレル研磨機ではワークとメディアが上下に分離しやすいため、ワーク同士の衝突やワークとタンク内壁との衝突が発生し、ワークが折れやすい傾向があります。
しかしSANFINISHではワークとメディアをタンク内で3次元的に混ぜることによって、ワークがメディアの中に沈みこんだ状態を作り出します。
その状態ではメディアが緩衝材の役割を果たすため、ワーク同士の衝突やワークとタンク内壁との衝突が抑制され、繊細な研磨が可能となります。
写真-3、-4に研磨後のワークを示します。
全体的に折れも曲がりも確認できません。
特に折れやすいはずの切欠き部(写真-4)でも全く変形していないことがわかります。
このように繊細な部品の加工をご検討の方は是非弊社へご相談ください。
ワークをお送りいただきましたら、無償にて研磨テストを実施いたします。
まずは下記のお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。